数日間に渡るやり取りの末、ラツィオMFクリスティアン・レデスマがいよいよインテル移籍まであと一歩に迫っているようだ。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長と、インテルのマッシモ・モラッティ会長による直接交渉は結末に向かっている。金銭面では800万ユーロ(約10億円)でまとまったようだ。あとは、代役となる選手である。インテルがラツィオにオファーしたのは、MFジョエル・オビとMFアレン・ステバノビッチだ。

なお、バレンシアのポルトガル人MFマヌエル・フェルナンデスのインテル移籍はなくなった。昨年4月に腓骨を骨折していた同選手は、メディカル・チェックをパスできなかった。

インテルのモラッティ会長は補強に関して、イタリア『スカイ』に対し、「今はすべてがOKかどうかを理解しようと、我々の間で話し合っているところだ。モウリーニョに要求があるのは当然で、プロとして彼はベストを目指している。だが、クラブは彼に何も不足させてこなかったし、今回もそうなるようにしていくよ」と話している

一方、同会長はミランとユヴェントスを下したことで、チームがリラックスすることを心配しているようだ。「我々はユヴェントス戦の前も同じように恐れていた。ダービーが激しかったからね。だが、選手たちは良い反応を見せてくれたんだ。私は、(リーグ次節)パルマ戦でも同じメンタリティーで臨むことを望んでいるよ。インテルにとってパルマはいつだって難しい場所だったんだ」