ところ変わればというが、私たちが当たり前のことと信じていることも、一歩国の外に出れば通用しない場合がある。そんなことはとうにわかったつもりでいたが、50歳の男の妻が8歳だと聞いたときはやはり耳を疑った。サウジアラビアで8歳の少女が50歳の夫と離婚したのだという。

欧米諸国からはそうした「年少婚」の習慣を激しく非難する声が上がっている。サウジアラビアの人権団体も国に対して、「年少婚」は廃するようにと求めている。だが、現在のところサウジアラビアには、何歳にならなければ婚姻することができないという婚姻年齢の規定はない。
Metro.co.ukの伝えるところによると、このカップルは8月に結婚。少女に結婚を強いたのは父親であったらしい。少女の母親は夫婦を別れさせようとしたものの、判事はその訴えを退けていた。
しかし少女の弁護士によれば、このたび50歳の夫との間に示談が成立し、8歳の少女は離婚できる運びとなった。慰謝料の有無や額は記されていない。
(編集部:田中箇)
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【参照】
Metro.co.uk(4月30日)