「グラビアは置き場に困る」……
食事をしていたときのことだ。話題がグラビアの話になり、ついグラビアを否定しまう発言をしてしまった。
ここで言う“置き場”とは置き場＝スペースのことではなくグラビアのポジションを指している。

言いたいことはこうだ。
AVやエロ本なら嫌らしい写真や映像を拝むことができるが、水着が限界のグラビアではそうも行かない。
この水着が芸術かといえばそうでもなくグラビア女優が脱いでいるだけという。
なんとも立ち位置の分からない存在なのだ。

「アイドルが脱ぐから良い」という声も聞こえてきそうだが、それなならば、アイドルが水着の写真集と裸の写真集の2種類を発売したら後者の方が売れるだろう。
と、そんなことを真剣に話してしまった。

では何故、グラビアは無くならならず、存在し続けけるのか？
例えば、自分にとって興味のない人が水着になったとしても食指も（購入意欲も）そそられない。しかし興味のある女性が水着になったとしたら話は別だ。
「水着でも良いから見たい！」となるわけだな。あとは個々妄想の世界へ。
こういう人（ファン）がいるからグラビアは売れるわけで、アイドルひとりひとりにも熱烈なファンも付くわけだ。


さて実際にグラビア大好きッ子に話を聞いてみたら
グラビアはファンで有るためのステータス。購入することによって満足感を得られる。一応見るけど大抵1回しかみないよ。グッズ収集感覚と一緒ですよ。

と、ファンであるが故に購入するというコメントを得られた。
AVやエロ本との大きな違いは、固定ファンがいて、さらにファンが買い続けてくれるということだ。そもそもアダルト物と比較すること自体がどうなのかと思えてきた……。

グラビアに手を出したことが無い記者も、少しグラビアファンの気持ちが分かったような気がした。

次は春画とグラビアの比較だな！

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