11日に行われたW杯アフリア予選2回戦で、セネガルの敗退が決まると、ファンが暴動を起こした。
 セネガルはガンビアと1−1で引き分け、グループ6の3位に終わり、3回戦に進むことができなかった。この結果、次回のアフリカネーションズカップ出場権も失った。
 これに怒ったファンはスタンドから広告看板やボトル、鉄棒などをピッチに投げつけ、その後はスタジアム周辺に火をつけたタイヤや岩でバリケードを作り、さらにサッカー連盟の本部めがけて投石を繰り返し、外に停めてあったバスに火をつけた。機動隊はこれに対して催涙ガスなどで鎮静化をはかったが、少なくとも1名が負傷した。
 セネガルは2002年W杯で台風の目となり、準々決勝に進出したが、2006年は出場を逃し、これで2大会連続の予選敗退となった。