交通事故で保険会社が聞かされる無茶な説明

交通事故を起こしたとき、車の破損や軽傷で済めば幸運な部類です。

そこでお世話になる保険会社ですが、事故を起こしてパニック気味になっているためか、説明が意味不明だったり苦しまぎれになることが多いようです。

そんな保険会社が聞かされた、面白くも苦しい言い訳をご紹介します。

・あの車、ぶつかるぞって合図も無しにぶつかってきたんですよ。

・家に帰ったつもりが違う家で、自分の庭には無い木に衝突してしまいました。

・窓が開いてると思って手を突っ込んだら、閉まっていることに気づいたんです。

・もう道路のあっちにもこっちにも彼がいて、最終的に()くまで何度もよけたんだけど…。

・ハエを殺そうとして、電話ボックスに突っ込みました。

・丸一日植物の買い物をしていて、帰宅途中に交差点に差し掛かったら、植物の茂みが目の前に覆いかぶさってきて、他の車は見えませんでした。

・同じ車に40年乗っていますが、眠ったときに事故を起こしました。

・前の車のバンパーに接触しそうになってよけたら、人に接触しました。

・法的には駐車中だったんですよ、それでちょっとバックしたら後ろの車に当たっちゃったんです。

・警察には怪我はしていないと伝えたのですが、帽子をとってみたら頭蓋骨を骨折していました。

・年寄りだから向こう側までたどり着くのは無理だろうと確信し、年寄りをはねました。

・非常にのろくて、そして悲しそうな紳士が、自分の車のボンネットの上を弾んでいく姿を見ました。

・電柱が恐ろしいスピードで近づいて来てとっさによけたんですが、気がつくと車のフロントに刺さってたんです。

前後の文脈がどうしても結びつかなかったり、忍者のような歩行者がいたり、あまりにもの哀しい紳士がいたり…。

こんな不思議でいっぱいの世界では事故を起こすのも無理ない気さえしてきます。

パニックになって言い訳をすることの無いよう、事故にはくれぐれも気をつけましょう。

Explanations for Accidents - The Bright Side - Ego Dialoguesより

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