ラッシュアワーの繁華街で、行われた計量。その効果のほどは?

写真拡大 (全5枚)

5日(水・現地時間)、サンパウロのど真ん中パウリスタ広場で明日6日に行われるフューリーFC5の公開計量が行われた。

83kgブラジル最強のファイターを決めるトーナメントも、いよいよ明日がフィナーレ。予選、準々決勝を勝ち抜いた4名が明晩、ジナーシオ・パウロ・ピンヘイロで行われるワンナイトトーナメントで雌雄を決する。

当大会のアピールも兼ねて、フューリーFCを主催するジャイアント・スポーツ&エンターテインメントではサンパウロの中心街で、ラッシュアワーの時間帯を狙い、屋外の公開計量を実施した。

GP出場者では、まず準決勝第1試合で対戦するダニエル・アカーシオ(シュートボクセ)とアンドレ・ミキート(デラヒーバ柔術)の二人が計量をパスし、続いてファービオ・ネガォン・ナシメント(ロータスMMA)、ホウジマーウ・トキーニョ・パリャレス(BTT)も最初の計量でクリア。上々の仕上がり具合を、家路を急ぐ人々にアピールし、彼らの足を引き止めることに成功した。

知名度ではアカーシオ、トキーニョ、ネガォンらが、エドゥアウド・パンプローナの負傷欠場により、敗者復活のような形で準々決勝に出場し、勝利を収めたミキートを上回っており、そのミキートと一回戦で戦うアカーシオ有利という声もある。が、何が起こるか見当がつかないのが、ワンナイトトーナメントの醍醐味、じっくりその結末を見届けたい。

なお、当大会には日本から大塚隆史(AACC)が出場し、ホドリゴ・ルイス(ブラザ)と対戦する。

フューリーFC5全カードは次ページで。