フランス代表のレイモン・ドメニク監督が、イタリア代表が2−1の勝利を収めたユーロ08予選対スコットランド代表戦(17日=グラスゴー)について語った。

イタリア代表をこれまで挑発し続けてきたドメネク監督は「イタリアが勝利を収めたのは私の挑発によりモチベーションを高めたからだ。時間の無駄になるので試合は見なかった。楽になったと感じると同時にフラストレーションも感じている。何故なら、ユーロ08予選最終のウクライナ戦は本大会出場権を懸けて戦いたかったからだ。フランス代表は『この試合を落としたら予選で敗退となる』というプレッシャーを跳ね除ける力を持ったチームだ。そういう点では少し物足りなくなってしまった。イタリアの勝利が我々のユーロ08本大会出場をアシストする結果となったが、彼らの力を借りなくても我々は本大会出場に値するチームだ」とコメントしている。

スコットランドは勝ち点「24」で全日程を終了。イタリアは勝ち点「26」、フランスは同「25」で最終戦を待たずして予選グループ“B組”の上位2枠を確定した。