【ファンキー通信 昭和編】みんなで集めたベルマークって、なんのためだったの?
ノートや筆箱、さらにマヨネーズまで。文房具や生活用品についているベルマーク、皆さん小学生時代集めましたよね。実はベルマーク運動は、ボランティア活動の一環だったって知ってた?
その流れは以下の通り。(1)家庭でベルマークがついた商品を購入、(2)学校のPTAがマークを収集、(3)ベルマークがついた商品を販売する協賛会社にPTAがベルマーク財団を通じて点数を報告、1点1円でPTAの口座に協賛会社から点数に応じた金額が振り込まれる、(4)PTAがベルマークによって作られたお金を使って商品を購入できる協力会社から商品を購入、(5)協力会社から料金の10%がPTAに割り戻され、それがベルマーク財団へ寄付される。そして、その寄付されたお金はどのように使われるかというと?
そう、実は僕らが子どもの頃に集めていたベルマークはこんな使われ方をしていたのだ。新潟県中越地震の際には6千万円を超す援助を行ったという。
「『愛の鐘の音』を、静かな水面に広がる波紋のように、日本全国津々浦々まで鳴り響かせようと、ベルのマークをシンボルにしました。派手な話が注目されがちなこの時代だからこそ、身近な商品のマークを地道に堅実に集め、国内外の子どもたちを助けるベルマーク運動は、渋く光るボランティア活動の草分けです」(同)
ボールやゴミ箱をはじめ、100万円以上もする校庭用の大きな遊具も購入できるようになるのである。まさに「塵も積もれば山となる」を地で行っている。
商品の購入が自分の子どもが通う学校の設備を整え、国内外の援助活動にもつながるベルマーク運動。もし、皆さんにお子さんができたら参加してみてはいかがだろう?(加藤克和/verb)
■関連リンク
ベルマーク教育助成財団 - 文中でコメントを寄せた財団のWebサイト
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