ミランOBシェフチェンコ、ガットゥーゾ監督を評価 「コーチとして進歩を遂げてる」
ウクライナ代表監督のシェフチェンコ氏が、ミラン時代の同僚ガットゥーゾ監督に言及
かつてACミランなどで生粋の点取り屋として活躍した元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏は、元チームメートで現在ミランの指揮を執るジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に対して「リノ(ガットゥーゾの愛称)はコーチとして大きな進歩を遂げている」と絶賛している。
DAZNのコメントを引用し、衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。
シェフチェンコ氏とガットゥーゾ監督は、2002-03シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制すなど、数々の栄光をともに手にしてきた。現在、シェフチェンコ氏はウクライナ代表監督、ガットゥーゾ監督はミランの指揮官を務めている。特にガットゥーゾ監督が率いるミランは現在セリエAで3位につけており、2013-14シーズン以来となるCL出場権の獲得に期待が高まっている。
シェフチェンコ氏は、そんなガットゥーゾ監督が当時いかにチームにとって重要な存在だったかを、DAZNで明かしている。
「リノはいつもエネルギッシュだった。彼はいつも私たちのためにそこにいたんだ。彼は他では考えられないほどロッカールームを盛り上げた。ピッチやピッチ外で、彼はライオンだった。クラブやチームメートに強い心や魂を与えていたからね」
「リノはコーチとして進歩を遂げている。自分のイメージでチームを作り直している」
また、現在ミランの指揮を執るガットゥーゾ監督が久々のCL出場権を手にすることで、ミランの未来をもう一度明るく照らすはずだとシェフチェンコ氏は語っている。
「それ(CLの出場権獲得)がクラブ、チーム全体の主な目標だ。リノはコーチとして大きな進歩を遂げている。彼は自分のイメージでチームを作り直している。今、最も重要なことは、彼らが物事を成し遂げているということだよ」
シーズンは残り3分の1を切ったセリエA。リーグ4連勝中のガットゥーゾ監督率いるミランは、このまま勝ち星を積み重ねていくことでCL出場権を勝ち取れるだろうか。(Football ZONE web編集部)