水原希子、美の秘訣は「ストレス溜めない」仕事忘れて遊びも大事
モデルで女優の水原希子が3月1日、都内でおこなわれた『パルファン・クリスチャン・ディオール ビューティ アジア アンバサダー/新製品発表会』に出席。パルファン・クリスチャン・ディオールとして初となるアジア・アンバサダーに就任したことが発表された。美の秘訣について、水原は「ストレスを溜めないこと」と言い、仕事を忘れて遊ぶことも大事にしていると語った。
「パルファン・クリスチャン・ディオール」は1947年に誕生したファッション・ブランド「クリスチャン・ディオール」の香水・化粧品部門。ディオール・アジア・イノベーションセンターを日本に設置している。自身のインスタグラムでは、490万人のフォロワーを持つ水原。その中で垣間見えるファッションやライフスタイルからしなやかな感性と強いエネルギーが感じられ、現代の“ディオール・ウーマン”を体現していることから今回の就任が決まったという。
「パルファン・クリスチャン・ディオール ビューティ アジア アンバサダー」として水原は今後、フレグランス、メイクアップ、スキンケアの3つのカテゴリーでアジアにその魅力を伝えていく。
就任について水原は「言葉では表せない感無量な気持ちです。ディオールの魅力とスピリットを私を通して伝えていけたらなと思います」と意気込みを述べた。さらに、語学堪能な彼女は英語、中国語、韓国語と3カ国語で自己紹介を披露。
MCを務めたタレントのハリー杉山にどうやって語学を身に付けたのか、尋ねられると水原は「独学で、結構海外のいろんな場所に行って友達を作って自然に覚えていく感じです。中国語は私のマネージャー陣が教えて頂いて覚えました」と言い、「楽しいんですよね、違う国の言葉やカルチャーに触れるのが本当に楽しくて」と笑顔。
世界的に展開するブランド「クリスチャン・ディオール」の初めてのアジア・アンバサダーに就任した水原は「他のアジアの言葉もたくさん勉強していかないとなと思っています」とさらなる語学習得にも意欲を見せた。
そんな水原は、高校時代に好きだった先輩からディオールの香水をプレゼントされたという。「すごく嬉しくていっぱいつけて、プンプンだったと思います(笑)。同じ匂いを嗅ぐとその当時のことを思い出します」と甘酸っぱい思い出を振り返った。
エレガントでしなやかな女性像を連想させるディオール。水原は「(創立者)クリスチャン・ディオールの周りには母親を始め、とても強い女性が彼を支えていて彼女たちにディオールは大きなインスピレーションを受けたと聞いています。私もそのディオールの精神を引き継いでいきたいと思います」とディオールへの熱い想いを語る。
さらにダイバーシティな考えを推奨しているディオールに対し「私はジェンダーや国籍がボーダレスになることを望んでいますし、私自身アメリカや韓国のバックグランドで育ってきたので、グローバルな企業がそういうことを掲げていることは色んな方が勇気をもらえると思うし、そのスピリットは素晴らしいしその中でアンバサダーができるのを嬉しく思います」と誇らしく胸を張った。
この日は、触れても落ちないという“キス&タッチ プルーフ”処方のファンデーション「ディオールスキン フォーエヴァ― アンダーカバー」を紹介。水原は「24時間くずれないんですよ」と絶賛。「アンダーカバー」には「包み隠す」という意味がある。水原は「包み隠していることはあんまりないんですけど…でも、まだ本当の私を誰も知らない(笑)」と意味深にほほ笑んだ。
美の秘訣について、水原は「ストレスを溜めないこと、楽しむことですかね。自分の素肌で気になるのは目のくまなんですけど、肌を整えるとそこから自信が湧いて来てその後のメイクもすんなり行くので」と素肌への配慮を欠かさない様子。仕事を忘れて遊んだり、旅行に行ったり、美味しいものを食べたりすることでストレスを溜めないと話す。
クリスチャン・ディオールの「女性を美しくするだけではなく、より幸せにしたい」という言葉が好きだと言う水原。「世界中の方に美容を手助けするだけではなく、さらに幸せに、自信に満ち溢れたスピリットを伝えていきたいと思いますので、皆さん温かく見守っていてください」と呼びかけた。
また水原は今後、発信していくSNSについて「皆さんも一緒に旅行しているように感じられるように発信していきたいと思っています。そして、もちろんピーター・フィリップさんにメイクアップして頂ける機会があれば、それもアップしていきたいと思います」とスパルファン・クリスチャン・ディオールのクリエイティブ&イメージディレクターのピーター・フィリップ氏とのコラボレーションにも意欲を示した。【取材・撮影=松尾模糊】