サプライズが不審物になる!? Amazonで失敗しない贈り物の仕方と注意点

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誕生日プレゼントや結婚祝い、進学、就職のお祝いなど、プレゼントを贈る機会はたくさんある。

最近では、ネット通販を使ったサプライズなギフトを贈っている人も多いだろう。

しかし、Amazonで誰かにプレゼントを買って贈るときには、注意すべきことがある。

●ある日突然、心当たりのないアヤシイ荷物が届いたらどうする?
宅配便で届く荷物は通常、届け先の情報のほかに、差出人(依頼主)の情報も記載されている。荷物を受け取る際、差出人を確認してから受け取りのサインをしているはずだ。

これがもし、差出人のない荷物が届いた場合、どう対処すればいいのか?
最近では、荷物を送りつけて、開封後に請求するといった詐欺もあるので、正直なところ、どうしていいか悩ましい。

実は、Amazonで購入して誰かに贈る場合、差出人が書かれていない荷物が届くことがあることをご存じだろうか?
すでに経験している人もいるかもしれない。

自分では買い物をした記憶が無いとなると……
・アカウント情報が漏れて不正に(イタズラ目的で)勝手に買い物をされた?
・誰かの荷物が間違って届いた?
・自分(または不特定の人)を狙った新手の詐欺?
・誰かの嫌がらせとか?(そんなに嫌われていた!?)
などなど、悪い想像がいくつも浮かんでくる。

知り合いに連絡して送付してくれた人が見つかれば良い。
しかし、それでも差し出し人が不明となると、もう不用意には開けられない。
また、もし開封してしまったら、何か起きないかと、数日、不安がつきまとってしまう。

●自分が不審な荷物の送り主とならないために
Amazonでは、買った商品をそのままプレゼントしたい相手に発送することができる。
実は、ここで手順を誤ると、差出人が未記載になる。
つまり、不審な荷物が誕生することになってしまうのだ。

相手を喜ばせるつもりの贈り物が不審物扱いになるのだ。
これではせっかくのプレゼントが台無しになってしまう。

そうならないように、Amazonで買ってプレゼントするときは、十分に気を付けて注文したい。
とは言え、難しい操作はない。
1. 商品をショッピングカートに入れたあと、「ギフトの設定」にチェックを入れる。
2. プレゼントを贈る相手の情報(届け先情報)を入力する。
3. 「納品書に金額を表示しない」にチェックを入れる。
4. 注文を確定して購入する。
これだけだ。商品によっては、ギフトラッピング(有料)にしたり、メッセージを添えたりできるものもあるので、任意で選ぼう。
なお、ギフトラッピングを選ぶと、自動的に納品書に金額が表示されなくなる。
※商品によってはギフト設定できないものがある。







●荷物を送ったことを事前に連絡する
購入が済んだら、相手先にプレゼントが届けられるのを待つのみとなる。

もし、プレゼントがサプライズでない場合は、相手に送ったことや、到着予定日を知らせておこう。相手の受け取りの都合もあるが、配送ラベルや納品書に届け先の情報しか記載されない場合があるからだ。

支払い方法がコンビニやATM、ネットバンキング、電子マネー払い、携帯決済の場合、全額Amazonギフト券で支払いの場合、贈り主(注文者)の情報は配送ラベルと納品書に記載されなくなるとのこと。

一報入れるだけで、プレゼントが不審物になる問題は解決する。
サプライズにはならないが、気持ち良くプレゼントを受け取ってもらうための心遣いが大切だ。