今回のダンスもすごい!
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 荻野目洋子のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」にあわせて踊る“バブリーダンス”で脚光を浴び、昨年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」では郷ひろみとともにステージに立った大阪府立登美丘高等学校のダンス部が、ヒュー・ジャックマン主演の新作ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』とコラボした特別動画が公開された。制服を着たダンス部のメンバーたちが映画の主題歌にあわせて、パワフルなダンスを見せつけている。

 今回のコラボは、厚めのメイクに肩パッドとボディコンスーツというバブル時代を彷彿(ほうふつ)とさせる出で立ちで踊る“バブリーダンス”で一躍有名になった同校のダンス部が、本作のPR大使に選ばれたことから実現。現地時間7日に米ロサンゼルスで行われた第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式で歌曲賞を受賞した楽曲「This Is Me」にあわせ、約1か月の特訓を経て完成したダンスを披露している。

 総勢72名の登美丘高校ダンス部の女子高生たちが登場する今回のプロモーションビデオの撮影は、学業優先のため冬休み中の今月6日に実施。市立和歌山高校をロケ地として使用し、部員たちは早朝6時半に撮影現場入り。移動車やドローンを駆使した撮影は12時間にも及んだという力作だ。

 「ハリウッド映画のPR大使に選ばれたことは驚きでしかなかった」というダンス部コーチのakaneさんは「これまでは『面白いパフォーマンス』をやってきましたが、今回は登美丘高校ダンス部として新たなテイストのダンスになりました」と説明。「主役を演じた生徒の表情がだんだん明るくなっていくところに注目してください。それは彼女の力だけでなく、周りの生徒たちの協力もあってそうなりました」とメッセージを送っている。

 『グレイテスト・ショーマン』は、大ヒットミュージカル『レ・ミゼラブル』でも熱唱していたヒューが、『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとタッグを組んで完成させたミュージカルエンターテインメント。19世紀にその名をはせたアメリカの興行師P・T・バーナムがサーカスの一座を立ち上げるさまを描いている。日本公開は2月16日。(編集部・海江田宗)