写真は「スダマサキッス」より

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 菅田将暉(24)の周辺が何かと騒がしい。若手俳優の中でも圧倒的な人気と知名度を誇り、最近ではバラエティの露出も増えている。そんな”旬な男”の活躍と比例して、徐々にアンチの数も増えているようだ。

「菅田はバラエティ番組に出演した際に、学生時代のモテモテエピソードやどんな服でも着こなせるオシャレアピールなど、ビジュアル自慢が多いことで批判の声も聞こえるようになってきた。俳優としては演技力が認められ、個性派として評価を高めてきた菅田ですが、『自分を勘違いしている』『少し売れただけで天狗化した』といったアンチの存在が増えている」(芸能記者)

 現在公開中の映画『帝一の国』も興業で好成績を収めるなど、芸能界では菅田の存在感が益々高まってくるだろう。しかし、そうした期待の反面、業界内では菅田の評判がどうにも芳しくない。

「菅田は現場スタッフに挨拶をしないことでも有名で、関係者受けがいいわけではない。また、俳優として役作りにストイックなため、現場では関係者が必要以上に気を使わされる。俳優というより扱いが面倒くさい”女優さん”のような印象です」(前出・記者)

 そんな菅田だが、それ以外でも粗が出始めているようだ。

■本田翼との仲を”黙秘”にがっかりするファンも

 本田翼(24)との熱愛報道への対応も世間から反感を買った。過去菅田は、女優の二階堂ふみ(22)や小松菜奈(21)らとの熱愛が報じられたが、きっぱりと否定している。しかし、本田との熱愛に対しては、「(報道に対する自身の)スタンスとして、沈黙と言う方法をとる」と、ラジオで発言した。

「かつて菅田は恋愛に対して、『交際したらはっきり言う』と発言し、男らしいと株を上げました。ところが今回は打って変わって黙秘の姿勢です。こうした手の平返しの姿勢に落胆したファンは多い。しかも、今回の熱愛報道で本田翼に引退説まで浮上し、本田のファンからもこの曖昧な態度が批判される始末。スキャンダル対策がまだまだ甘く、今後はさらに業界内外にアンチが増えいく可能性もある。そうなると、俳優としての将来が危うくなるでしょう」(芸能関係者)

 エキセントリックな演技でカメレオン俳優とまで称される菅田。自身の身の振り方を改めなければ、俳優として短命で終わってしまい兼ねない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。