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子ども向けのおもちゃ「ファービー」の最新モデル「The Furby Connect」は、子どもと音声で擬似的なコミュニケーションを取ったり、音楽に合わせて踊ったりすることができるのですが、このThe Furby Connectをハッキングして、ファービーに好きな言葉を言わせるというムービーがYouTubeで公開されています。

Furby Connect Bluetooth Protocol Hack - he says whatever you want! - YouTube

最新モデルの「The Furby Connect」は目に液晶パネルを使用し、スマートフォンやiPadなどといったモバイル端末とBluetoothを介して通信する仕様になっています。



The Furby Connectの音声や目のアニメーションのアップデートはアプリで行うのですが、Jeijaさんは「ここに弱点がある。だから、こんなことをしてみました」と話します。



そして映し出されたのはEDMにノリノリでダンスするファービー。目にはコードが表示されています。



今度は耳を振りながら「We need to build a wall(壁の建造が必要だ)」とドナルド・トランプ大統領の言葉を発するファービー。



Jeijaさんによれば、The Furby Connectは、Bluetoothを介してアプリに接続する際にユーザーから簡単にコマンドを送信できるとのこと。



例えば、The Furby Connectには隠されたデバッグモードが搭載されていて、Bluetooth機器に接続してスキャンなどを可能にする「RF Connect」といったアプリを使えばデバッグモードを開くことができます。



デバッグモードで固有のUUIDを見つければ、そこから任意のコマンドをThe Furby Connectに送信できるとのこと。ただし、間違ったコマンドを送信すると、The Furby Connectが壊れることもあります。



Jeijaさんは「アプリからハックするのは面倒」と思い、何と「Fluffd」というアプリケーションを開発。Fluffdを使えば離れていてもリモートでThe Furby Connectをハッキングできるようになります。



最後はダース・ベイダーのテーマ曲に合わせて「I'm your father」と名言を言い放つファービーでした。



Jeijaさんは「Fluffd」を誰でも使えるようにGitHubで公開中。ただし、このハッキングを実行するとメーカー保証などを受けられなくなるので注意が必要です。