まもなく6月。いよいよ本格的な雨の季節が間近です。最新の1か月予報をもとに、6月の天候をまとめました。


今年の梅雨入り もうそろそろ

このところ、すっきりしない天気の日が多くなって、西日本を中心に梅雨のはしりとなっている所もあります。
ムシムシする日も増えて、いよいよ雨の季節が近づいていると感じている方もいらっしゃるかもしれません。
平年の梅雨入りは、九州南部では5月31日ごろ、九州北部から関東甲信にかけては6月上旬です。
今年も6月上旬になると梅雨前線が西日本や東日本にかかるようになるでしょう。
九州から関東では平年と大きく変わらない時期に梅雨入りとなる見込みです。
6月中旬ごろには北陸や東北でも雨の季節となりそうです。


雨量は多い?少ない?

向こう1か月(〜6月27日まで)の降水量は
西日本(九州から近畿)の太平洋側では平年より多く、西日本の日本海側、東日本の太平洋側(東海・関東)では平年並みか多い予想です。
特に6月後半は雨雲の元となる南から暖かく湿った空気が流れ込みやすく、大雨の恐れもでてきそうです。


梅雨寒?蒸し暑い?

向こう1か月の気温は西日本(九州から近畿)で平年より高く、東日本(東海・関東・北陸)・北日本(東北・北海道)は平年並みか高い予想です。
西日本を中心に、例年以上に蒸し暑い日が多くなるでしょう。
食べ物の管理などにはいっそう注意が必要です。
また、熱中症は梅雨の晴れ間に急に気温が上がった日に特に起こりやすくなります。
梅雨時は油断せずに、しっかりとした暑さ対策も必要になりそうです。