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タムロンは22日、同社製レンズのファームウェア更新やカスタマイズが行えるアクセサリ「TAMRON TAP-in Console」発表した。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。3月24日に発売する(ソニー用は順次発売)。価格は5,500円(税別)。

対応するタムロン製レンズに取り付けて、パソコンを使ってレンズのファームウェア更新や各種カスタマイズが行えるアクセサリ。本体をパソコンのUSBポートに接続し、専用ソフト「TAMRON TAP-in Utility」をパソコンに導入して利用する。インターネット環境も必要だ。

カスタマイズできるのは、ピント調整と、オートフォーカスでの駆動範囲の調整など。ピント調整は、近距離・中距離・遠距離の3領域、および焦点距離で最大8領域、合計最大24領域において調整可能だ。

手ブレ補正機構「VC」も調整でき、ファインダー像の安定性を優先させる「ファインダー像優先」、ファインダー像の安定性と手ブレ補正効果とのバランスを取ったモード「スタンダード」、静止画撮影の際に安定した手ブレ補正効果が得られる「補正効果優先」という3種類のモードを選べる。

そのほか、フルタイムマニュアルフォーカスを有効化・無効化したり、フォーカスリングを回してマニュアルフォーカスに切り替わる回転量を調整したりできる。カスタマイズ情報のファイル保存や、「TAMRON TAP-in Console」自身のファームウェア更新も可能だ。

2016年3月現在で対応しているレンズは、「SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)」、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)」、「SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」、「SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」。

インタフェースはUSB 2.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズは直径72mm、高さ26mm、重量70g(本体のみ)。

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