iPhoneの旬は2年!? iPhoneを買い換えるべき5つの兆候
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最新のiPhoneが最良のiPhoneであることには違いない。でもいままで使い続けてきたiPhoneにも愛着があるから、このまま使い続けたい……、と思う方も多いだろう。
しかし、iPhoneには旬があるということをご存じだろうか。旬をすぎたiPhoneを使い続けるメリットは少ない。
かしこく運用するためには次のポイントに気をつけ、タイミングがきたらサッと乗り換えるのがベストだ。
■1:バッテリーの消耗
iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、充電する都度劣化していく。
具体的には充電できる最大容量が目減りしていくのだ。アップルは、公称で500回の充電サイクルでバッテリー容量が80%に減るといった発言をしている。
毎日100%になるまで充電したならば500回=500日=1年4ヶ月ほどの期間で、「バッテリーがもたなくなったな」と感じてくるはず。
それでも80%くらいならなんとかなる。しかし、50%にまで低減してしまうと、いくらモバイルバッテリーが充実している現在といえど、使いづらさが目立つ。この状況になると完全に旬が過ぎている。
その前に下取りに出して、新型iPhoneに乗り換えたほうがいい。
■2:動作速度の低下
パソコンのハードディスクのようなフラグメンテーション(断片化)が発生するわけではないが、それでもインストールしたアプリや保存するデータが増えてストレージが圧迫されていくと、明らかに実効速度が下がっていく。
もしも遅くなったな、と感じたら初期化をするといい。そして、本当に多用しているアプリやデータのみを保存するようにしよう。
しかし、この方法でも、今使っているiPhoneを買った当初のスピードに戻すことができないケースがある。それはOSのアップデートだ。
iOSはメジャーアップデートの都度、大幅に機能を追加する。使いやすくなるかと思いきや、ほぼ同時期にリリースする最新iPhoneのスペックに合わせて開発されているので、旧機種だと重いOSとなりがち。
そして、OSのダウングレードは不可。もしもOSをアップデートした結果、実効速度の遅さが気になるようになったら、それが買い換えのタイミングとなる。
■3:上位OSでしか動かないアプリのリリース
新しいiOSへのアップデートを頑なに行わなければ大丈夫……と思いきや、必要不可欠なアプリをアップデートしてしまうと、最新OSではないと動かなくなってしまうことがある。
他のアプリで代用できるならいいが、そのアプリしか使いたくないというなら仕方ない。iOSをアップデートしよう。
そして動作速度が低下したと感じたら、やはり買い換えを考えたい。
■4:リセールバリュー
前モデル(現時点ではiPhone 6/6 Plus)を売るなら下取り専門業者や中古ショップに、前々モデル(同iPhone 5s)ならキャリアの下取りサービスを使うといいのだが、その前のモデルとなるとリセールバリューが大幅に下落する。要注意だ。
■5:2年縛りの料金サービス期間の終了
キャリアで契約したiPhoneの場合、2年間は通信料金が優遇される。2年を経過すると、その優遇サービスが無効となるので、月々の支払料金が大幅に上昇するのだ。
新しい機種に乗り換えてもらうための施策であることはわかる。しかし、長く使い続けるとデメリットが発生してしまうとは。納得がいかないところもあるが、憤慨しても仕方がない。
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結論:iPhoneの旬は2年
以上5点。ここから見えてくる最終結論は……そう、iPhoneの旬は2年だということ。
遅くとも2年経ったら最新モデルに買い換えるのがいいということだ。たとえiPhone 5sのサイズが好きで、iPhone 6系のサイズはなじめないとはいっても、トータル的にみて無駄が多くなる。
どうしてもコンパクトモデルを使い続けたいのであれば、格安SIMでの運用を考えたい。
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