By Richard Gillin

MicrosoftはWindows各バージョンの販売期間などをお知らせする「Windows ライフサイクルのファクト シート」の英語版ページを更新し、Windows 7 Professional搭載PCの販売終了日を発表しました。

Windows lifecycle fact sheet - Windows Help

http://windows.microsoft.com/en-us/windows/lifecycle#section_2

Microsoft gives OEMs a deadline: No more new Windows 7 PCs in one year | ZDNet

http://www.zdnet.com/article/microsoft-sets-end-of-sales-date-for-windows-7-pcs/

Microsoftは特定のWindowsバージョンを発売してから2年後に前バージョンのWindowsを販売終了日を発表するという方針をとっています。従来通りであれば、Windows 8発売から2年以上が経過しているWindows 7 Pro搭載PCの販売は2014年10月下旬までのはずですが、Windows 8失敗の影響によるものなのか、2015年になっても引き続き販売が続けられていました。

そんな中、MicrosoftはついにWindows ライフサイクルのファクト シートを更新し、Windows 7 ProのOEM向け提供期間を「2016年10月31日まで」と決定。また、Windows 8の提供期間も「2016年6月30日まで」とWindows 7よりも早い終了時期に設定されています。今後は在庫販売のみになると見られ、在庫がなくなった後に販売できるのは、Windows 10搭載PCのみに絞られるということになります。



なお、Windows 7の延長サポートサイクルは変更されておらず、2020年1月14日までは全てのエディションでセキュリティアップデートが続けられる予定です。ZDNetは「新しいWindows 7/8.1搭載PCの販売はしばらく続くが、在庫がなくなるとともに購入が難しくなるだろう」と予想しています。