学生の窓口編集部

写真拡大

電通総研は、電通若者研究部(ワカモン)と共同で、関東1都6県・関西2府4県・東海3県のエリアに住んでいる高校生、大学生、20代の社会人(15歳〜29歳)の未婚の男女3,000人を対象に「若者まるわかり調査2015」を実施。電通マクロミルインサイトのインターネットアンケートにて、2015年2月6日(金)〜2月9日(月)の期間で、回答を集めた。

自分の将来、日本の将来が明るいと思うかどうか尋ねたところ、「日本の将来が不安」と答えた人は全体の77.3%で、「自分の将来が不安」(64.4%)という回答よりもスコアが上回る結果となった。

「自分の将来/日本の将来が明るいと思うか」

また、日本のことが好きかどうか聞いたところ、「日本のことが好き」という回答の統計が全体で89.5%、性別・年代別でみると、女子大学生が93.4%と最も高く、次に男子高校生と20代社会人女子がともに91.0%という結果となった。

「日本のことが好き」

若者のつながりの数について、つながりの数、素でいられるつながりの数、正直整理したいと思うつながりの数と、3つのつながりについて聞いたところ、高校生・大学生・20代社会人ともに、一緒に行動する、情報を得たりしている「つながりの数」が、平均して約7個と最も多い結果となった。

「若者のつながりの数」

人間関係をリセットしたくなることがあるかと聞いたところ、「あてはまる」という回答が全体で54.7%あり、性別・年代別で見ると、女子高校生が67.8%と最も多く、次に、女子大生が63.0%、20代社会人女子が60.0%と、全体的に女子の回答率が高いことが分かった。

「人間関係をリセットしたくなることがある」

将来に対する意識について、自分たちの世代が中心となってリード・牽引していきたいか、もしくは、自分たちよりも上の世代が中心となってリード・牽引していくべきかどうか聞いたところ、自分たちがリードしていきたいと答えた人が全体で58.0%、上の世代がリードすべきだと答えた人が全体で42.0%という結果となり、今の若者たちは自分たちがリードしていきたいと思っていることが分かった。

「将来に対する意識」

社会に対する意識について、社会の制度は自分たちの働きで変えられると思うか、社会の制度は自分たちではどうにもできないと思うかどうか聞いたところ、「社会の制度は自分たちでどうにもできない」という回答が57.1%あり、「変えられる」(42.9%)という回答より多かった。

「社会に対する意識」

現在「不安」だと思うことについて聞いたところ、男子高校生の1位が「受験・進学」(51.0%)、女子高校生、男子大学生、女子大学生の5割以上がともに「就職」と回答。20代社会人は男女ともに「お金」と答えた人が最も多かった。

「現在『不安』だと思うこと」

今欲しいものはあるかどうか尋ねたところ、「欲しいものがある」と答えた人が全体で86.5%あり、性別・世代別で見ると、女子高校生が95.8%と最も多く、次に男子高校生が92.0%、女子大学生が89.6%という結果となった。

「あなたは、今欲しいものはありますか」

お金の意識について、気前がいい・金払いがいいと思われたいか、堅実・節約家だと思われたいかどうかと聞いたところ、全体で「堅実・節約家だと思われたい」と答えた人の方が62.1%と多かった。

「お金意識」