“謎のベールに包まれた国家”という枕詞を聞いただけで、多くの人の頭に浮かぶであろう北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。そんな謎多き国の“音楽”をテーマにした、驚きの書籍が発売された。その本は『北朝鮮ポップスの世界』(花伝社)。在日コリアン2世のジャーナリスト・高英起氏(※)と、ライター・構成作家のカルロス矢吹氏が、北朝鮮の音楽を通史的に追いながら、対談形式で紹介していく一冊だ。……と概要を紹介したが