延長15回決着つかず!膠着状態を打ち破るための策とは何か?広島新庄・山岡 就也(3年)、桐生第一・山田 知輝(2年)という技巧色の濃い投手戦が延長15回まで続き、1対1の均衡はついに破れなかった。2人の技巧の特徴は本格派の色を残している、というところにある。たとえば左腕山岡は、大会雑誌にストレートの最速が「143キロ」と紹介されている。しかし、この日の最速は136キロで、その多くは130キロ台前半である。事前情報の14