9月6日のウズベキスタン戦は、歓喜ではなく安堵を、あるいは落胆にも似た物足りなさを運んできたに違いない。試合後のミックスゾーンでは、「最低限の勝ち点1」というフレーズをあちこちで拾うことができた。取材陣のトーンも同じだった。清武が登場した後半開始の4-2-3-1で最初から戦っていれば、十分に勝機はあったという空気に満ちていた。阿部をボランチで起用したザックの采配は、意図としては理解できる。ウズベキスタンには