9年前に内閣総理大臣を務めながら、いまは引退までの日々をのんびり過ごす武藤泰山(遠藤憲一)。折しも現政権は支持率が低迷し、めぼしい候補者は不祥事ばかり。派閥のドンは、泰山に“とりあえず”総理大臣になるよう指名する。だが、総理就任直後、泰山は秘書の冴島(あの)と心と身体が入れ替わってしまう。盟友の官房長官の狩屋(金田明夫)、書生の田中丸(大橋和也)となんとか乗り切るが、公安の猫田(山時聡真)は驚愕