東京株式市場では、過去の値動きを基に「総選挙は買い」と言われる。しかし、24日の日経平均株価の終値は3万8143円29銭と、衆議院が解散した9日の水準を約1134円下回り、経験則は覆されそうだ。市場関係者は「選挙期間中の株安は投資家の政治不信を反映している」(末広徹大和証券チーフエコノミスト)と指摘する。戦後に東証が再開されて以降、衆院解散後の総選挙は24回あった。このうち19回で、解散当日か