京阪電気鉄道交野線の終点、私市駅に到着する電車。とにかく沿線に難読地名が多い(記者撮影)2024年は「東海道五十七次」の宿場町がすべて整備されてから400年の記念の年にあたる。歌川広重の浮世絵で有名な「東海道五十三次」が江戸の日本橋から京都の三条大橋に至る間の宿場町を指すのに対し、五十七次は53番目の大津宿から分岐して大坂の高麗橋に至る京街道の伏見、淀、枚方、守口を加える。分岐点は現在の京阪電気鉄道京津線