昨年4月まで複数回にわたってスマートフォンを持ち込み、調整ルームから外部との通信を繰り返していた――。JRA(日本中央競馬会)の事情聴取でスマホの不適切使用を認め、断腸の思いで現役引退を決断した藤田菜七子騎手の一件は、若手騎手らの間に広がる「スマホ依存症」の実態を改めて浮き彫りにした。事実、昨年5月には若手騎手6人(今村聖奈、永島まなみ、古川奈穂、小林美駒、河原田菜々、角田大河)が調整ルームで