地震や津波による直接的な被害からは免れたものの、その後の過酷な避難生活などで亡くなる「災害関連死」。今年1月に発生した能登半島地震では、70名が認定されている。こうした被害は、なぜなくならないのか。「災害関連死を考える会」を立ち上げた在間文康弁護士に、『最期の声ドキュメント災害関連死』を書いたノンフィクションライターの山川徹さんが聞いた――。写真=共同通信社地震で倒壊したまま残る石川県輪島市のビル