2024年、第100回を迎える箱根駅伝は正月の風物詩であり、テレビ中継の世帯視聴率は30%前後を誇り、多くの人が注目する大学スポーツだ。そんな箱根駅伝を45年以上追い続けているのが、『箱根駅伝に魅せられて』(生島淳著、KADOKAWA刊)の著者であるスポーツライターの生島淳氏だ。本書では、生島淳氏がこれまでに箱根駅伝を通じて思ってきたこと、取材を通じてこの大会がどのような人たちによって彩られてきたのか、そして、な