350億円の追加費用が批判されている「リング」(大屋根)の建設現場建設費が当初予算の1250億円から最大2350億円になり、大会運営費用も809億円から1160億円になる見込みの大阪・関西万博。12月25日には、新たな見通しの甘さが露呈した。「プレハブのパビリオン『タイプX』について、24棟分の資材を発注したが、採用する国は最大でも3カ国にとどまり、キャンセルで十数億円がかかることがわかった」と、テレビ朝日が報じたのだ。