ロケットの一部や人工衛星などの宇宙機が大気圏に再突入する際の懸念事項は、これまで地表に大きな破片が落下する懸念が主であり、蒸発した後のことはほとんど考慮されていません。NOAA (アメリカ海洋大気庁) のDaniel M. Murphy氏などの研究チームは、成層圏の硫酸エアロゾルに含まれる金属粒子の約10%が大気圏で燃え尽きた宇宙機由来である可能性が高いことを明らかにしました。成層圏や地表への影響はまだ不明であり、今後の宇