惑星に別の巨大な天体が衝突する出来事は、惑星の誕生直後には頻繁に起きていたと考えられています。しかし、その直接の観測事例はこれまでありませんでした。ライデン大学のMatthew Kenworthy氏などの研究チームは、恒星「ASASSN-21qj」の明るさの長期的な変化を観察し、ASASSN-21qjの周りで惑星同士の衝突が発生したと主張しました。この主張が正しい場合、地球の数倍〜数十倍の重さを持つ2つの惑星が衝突した様子を観測によって