那須町で2017年、登山講習中だった大田原高校の生徒など8人が亡くなった雪崩事故を巡り、犠牲者5人の遺族が責任者だった教諭3人と県などに損害賠償を求めた裁判の判決で、宇都宮地方裁判所は28日、県などに2億9200万円あまりの賠償を命じ、教諭らに対する請求は棄却しました。 28日午前10時半過ぎ、11時の開廷を前に遺族らが険しい面持ちで裁判所に入っていきました。 宇都宮地方裁判所の浅岡千香子裁