先月の7日、厚生労働省は国のがん対策の基本計画案をまとめ、がん検診受診率の目標を50%から60%に引き上げた。日本のがん検診受診率は、男性の肺がんを除いて50%に達しておらず、先進諸国のなかでも最低レベル。今回の目標値の引き上げは、早期発見によるがん死亡率の減少を目指し、検診促進策をより強化しようとするものだ。【画像】諸外国は「がん検診」に年齢制限も日本は上限なしの現状検診は多く受ければよいものではな