6月下旬に開かれた東芝の株主総会で、現役社員がマイクを握り、パワハラ問題を糾弾する一幕があった。ネット上では「そういう手があるのか」と評判になったが、はたして、どれくらい意味があることなのだろうか。労働問題にくわしい弁護士に聞いた。●現役社員がパワハラ問題を追及する一幕も東芝はかつて「チャレンジ」という言葉のもとで、過大な業績目標の達成を迫る風土があったとされる。不適切な会計処理が発覚した2015年に