「器が大きな人」というと、どんなイメージを持つだろうか。自分のためではなく、他者のために行動ができる人。どんなことがあっても落ち着いて的確に判断できる人。仕事面では、どんな仕事に対してもしっかりと成果を出し、人の話をしっかり聞いてマネジメントできる人。そんな人間像を思い浮かべるのではないか。伊藤忠社長、駐中国大使を歴任した丹羽宇一郎氏は新刊『人間の器』(幻冬舎刊)で、人間としての器を広げ方について