AFX通信によると、日本銀行は9日に開催した金融政策決定会合で2001年3月から続けてきた「量的緩和政策」の解除を決定したが、福井日銀総裁は同会合後の記者会見で今後の当座預金残高の削減について、3月末までは30兆円前後で推移するが、3カ月あれば所要準備の6兆円近くまで削減できるとの見通しを示した。また、同総裁は、今後しばらくは景気の動向を見るため、金融政策の目標となる無担保コール翌日物金利を0%近くにとどめ