石川県にある精神科病院の男性(当時40歳)が入院中に亡くなったのは、違法な身体拘束を受けたことが原因だとして、男性の遺族が8月27日、病院を運営する社会福祉法人を相手取り、約8630万円の損害賠償を求めて金沢地裁に提訴した。提訴翌日の28日、東京・霞が関の司法記者クラブで、男性の遺族は氏名と顔を公表して会見を開いた。亡くなった大畠一也さんの父・正晴さんは「名前を隠してもいられない。この世から身体拘束がなくな