お寺の賽銭箱にiPhone 6投入、寺側は「受け入れられない」と即返却。
旧正月を迎えたばかりの中国では、初詣をする参拝客が後を絶たないが、このたび、ひとりの土豪(成金)参拝客の姿が地元メディアにキャッチされ話題を呼んだ。この男性は賽銭箱にお金ではなく、iPhone 6を投入したという。
中国メディア捜狐新聞などによると、この出来事が目撃されたのは2月22日、広東省佛山市西樵山景区内にある宝峰寺。30代ほどの男性参拝客がiPhone 6を取り出したかと思うと、無言で賽銭箱に投入したそうだ。近くで見ていた人の話では、iPhoneは最初、賽銭箱にうまく入らず、男性が端末の向きを変えてやっと中に落ちて行ったという。
男性がどのような意図でこの行為をしたのかは明らかにされていないが、言うまでもなく、賽銭箱はお賽銭を入れるために設置されているもの。金目の物ならば何を入れても良いわけではない。そのため、この行為を目撃したお寺の関係者はすぐにこの参拝客の元に駆け寄り、賽銭箱を開け、端末はすぐに返却したという。
関係者の話では、仮にケータイを寄付されても「処理が難しい」とのこと。お寺の僧侶が使うはずはなく、また、慈善団体などに寄付したとしても面倒なことになるだけだという。また、慈善団体などは活動する上で必要なのは“現金”であって、「iPhoneではない」とも。iPhoneをオークションにかけて現金化するのも手間なので、やはり扱いが難しいそうだ。
なお、関係者がこの男性参拝客にiPhone 6を返却した際、男性は笑って端末を受け取り、代わりに数百元(100元は約1,900円)を賽銭箱に入れて立ち去ったという。
中国メディア捜狐新聞などによると、この出来事が目撃されたのは2月22日、広東省佛山市西樵山景区内にある宝峰寺。30代ほどの男性参拝客がiPhone 6を取り出したかと思うと、無言で賽銭箱に投入したそうだ。近くで見ていた人の話では、iPhoneは最初、賽銭箱にうまく入らず、男性が端末の向きを変えてやっと中に落ちて行ったという。
関係者の話では、仮にケータイを寄付されても「処理が難しい」とのこと。お寺の僧侶が使うはずはなく、また、慈善団体などに寄付したとしても面倒なことになるだけだという。また、慈善団体などは活動する上で必要なのは“現金”であって、「iPhoneではない」とも。iPhoneをオークションにかけて現金化するのも手間なので、やはり扱いが難しいそうだ。
なお、関係者がこの男性参拝客にiPhone 6を返却した際、男性は笑って端末を受け取り、代わりに数百元(100元は約1,900円)を賽銭箱に入れて立ち去ったという。