12.3インチの2560×1704液晶で色域がAdobe RGBを95%以上カバーするデザイナー&フォトグラファーのプロユースに耐えられるタブレットPC「VAIO Z Canvas」が本日発表されました。

VAIO | 商品情報 | VAIO Z Canvas

https://vaio.com/products/z_canvas/

タッチアンドトライのブースに到着。左がノートPC「VAIO Z」で右がタブレット「VAIO Z Canvas」です。



VAIO Z Canvasは「VAIO Prototype Tablet PC」としてすでにCP+2015などの会場で展示デモを行っていた商品。本日、正式にVAIO Z Canvasとして発表されました。



液晶サイズは12.3インチ(3:2)。解像度はSurface Pro 3を上回る2560×1704ピクセル。試作機のCPUはIntel Core i7 Hプロセッサで、グラフィックはIris Proとのこと。SSDはPCI-Express接続の高速SSDでストレージ容量は最大1TBに対応。



背面はこんな感じ。



Surfaceなどとは異なり下にヒンジがあるデザイン。より柔軟な角度調整が可能とのこと。



天面にはファン付きの排気スリット。



右側面。



上から電源ボタンとボリュームボタン。



左側面は、上からイヤホンジャック、USB3.0ポート×2、SDカードスロット、Mini DisplayPort、HDMIポート、有線LANポート、ACジャック。



バネ開閉式の有線LANポート付き。VAIO Z Canvasはモバイル用途はもちろん、デスクトップでの作業性にも配慮しているため有線LANポートが用意されています。



カバーを兼ねるキーボード。



右上に電源ボタン。なお、タブレットと合体した状態で充電します。



ヒンジをあわせるようにして……



パタリとキーボードを閉じると、四隅のマグネットで簡単に合体できます。



キーボード裏には「VAIO」ロゴ



アルミ製のキーボードは非常に軽いにもかかわらずしっかりした剛性感。



OSはWindows 8.1(64bit)。



キーボードとは無線で接続。一般的なノートPCとは違い、ディスプレイとの距離をより自由に設定できます。



Windowsマークは静電タッチ式の「Windowsボタン」



天面の左右にはボタンがあり、デフォルト状態では左がショートカットキー、右がデザイン途中での誤作動防止用のタッチパネル無効キーが割り当てられています。





左のショートカットキーを押すと、こんな感じで画面端に各種ショートカットが登場。もちろん、ショートカットの出現位置は上下左右の好きな場所に設定できます。



デザイナーなどのプロユースでは、タブレットを右におきながら左手でショートカットを打つという使い方への要望が根強くあるための、キーボード分離型とのこと。



VAIO Z Canvasで高解像度の画像編集をヌルヌルとスムーズにする様子は以下のムービーで確認できます。

「VAIO Z Canvas」で画像編集する様子 - YouTube

色域はAdobe RGBを95%以上でカバー。デザイナーやフォトグラファーなどのプロユースに十分たえられそうです。



VAIO Z Canvasは2015年5月発売予定で市場予想価格は20万円台後半からとなっています。