オフィシャルサイト「時遊人」より

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 昨年からタレント業を本格的に再開し、黄金期のような“毒舌ぶり”でテレビ界を席巻しているヒロミ(49)。現在は深夜番組『前略、月の上から。』(フジテレビ系)にレギュラー出演しているほか、各バラエティー番組に引っ張りだことなっている。そんなヒロミの快進撃は2015年も止まらないようだ。

切れ味よいトークは健在

 かつて『タモリのボキャブラ天国』『発掘!あるある大事典』(ともにフジ系)や『モグモグGOMBO』(日本テレビ系)などに出演し、毒舌タレントとして人気を博したヒロミ。2006年頃から芸能活動を休止し、以後は加圧トレーニングジムを経営するなど実業家として成功。しばらくテレビ界から遠ざかっていたが、2014年8月に出演したイベントでは、芸能界復帰を果たした理由について有吉弘行(40)や坂上忍(47)の名前を挙げた上で「あいつらが出られるなら俺も出られるかもって思ったのは確か」などと、説明していた。

「復帰後のテレビ番組では“干された”理由や休業中の生活について語るなど、切れ味のよいトークは健在。昨年12月にニホンモニターが発表した『2014タレント番組出演本数ランキング』によると、ヒロミは14年だけで98番組に出演。13年の出演番組数17本から81本も増やし、坂上や日本エレキテル連合らとともに『2014年ブレイクタレント』に選出されていました。ヒロミ自身も『ロンドンハーツ』で『今はテレビをすごいフラットで見えるから、ちょっと休んで正解だった』と話していましたが、バブル時代の名残を感じさせつつも、かといって古臭さの感じられないトークが視聴者にウケているようです」(芸能ライター)

 そんな絶好調のヒロミだが、2月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、春からは意外な枠でレギュラー番組を持つ予定だという。

「週刊文春はヒロミは日曜の午前中に放送されるテレ朝系の新番組にメイン出演する可能性を指摘しています。同時間帯といえば、爆笑問題がMCを務めるTBS系の『サンデー・ジャポン』と、フジが手掛ける松本人志の『ワイドナショー』がぶつかっている枠。ですが、ヒロミは昨年10月に『ワイドナショー』にゲストコメンテーターで初登場し、その後も何度か同番組に出演しています。『サンジャポ』は今年に入ってからも2ケタをキープする一方で『ワイドナショー』は6〜7%と、負けを喫しています。ヒロミがテレ朝で番組を持つとなれば『ワイドナショー』から“鞍替え”する形となるだけに、視聴率にも注目が集まりますね」(同前)

 果たしてヒロミの新番組はどのような内容になるのか、続報に期待したい。

(取材・文/恩田サチコ)