「爆弾低気圧」が生まれたのは松岡修造のせい? 「修造 どこ」「早く帰ってきて」ネットで騒ぎ
台風並みの暴風雨をもたらす「爆弾低気圧」が北海道を中心として日本列島を襲い、北日本や北陸、東海などで雪が降り続き大雪となり、気温も真冬並みになった。名古屋市では2014年12月17日に積雪が20センチを超え、東海北陸自動車道は白鳥IC―荘川IC間で上下線とも通行止めになるなどの被害が出ている。
そうした中、検索ワードで急上昇したのがテニス指導者の松岡修造さん(47)だ。日本がこんなに寒くなっているのは松岡さんが海外に行っているからであり、「松岡修造 どこ」「修造 早く帰ってきて」などとネット上に叫び声が上がっている。
「太陽の神」に助けを求める声が高まっている
ヤフーの公式ツイッター「Yahoo!検索公式」は14年12月17日、この「爆弾低気圧」による寒さで、松岡修造さんを求める声が高まっている、とし、
「Y!トップの『話題なう』が『修造 早く帰ってきて』からの『修造 やっぱりいない?』になった他、関連検索ワードにも『松岡修造 どこ』が!」
と報告した。翌18日にも、
「『松岡修造』さんに関する検索、続報です♪関連検索ワードの『松岡修造 どこ』が3つランクを上げましたよ。さらによく見ると『松岡修造 気温』もランクを上げ、『松岡修造 帰国』も入ってきている」
と、松岡さんにこの寒さをどうにかして欲しいと助けを求める声が溢れていることを伝えた。
「熱い男」として知られる松岡さんだが、松岡さんの訪れる場所は松岡さんが発する熱気によって熱くなるという「都市伝説」が生まれている。それが単純に「都市伝説」では片づけられない現実がある、というのが一部のネット民の考えだ。14年2月にソチ五輪の取材のため松岡さんが日本を離れると日本は太平洋側を中心に異例の雪となり、ソチは逆に暖かくなって雪不足が指摘された。こうした例は数多くあり、13年7月のゴルフ全英オープンに松岡さんが出かけると日本ではやや涼しい日が続き、イギリスは珍しい熱波に見舞われた。日本に帰国すると各地で40度超える猛暑に。10年のバンクーバー五輪でも、松岡さんが現地入りすると気温が高くなって雪のコンディション低下などが問題になった。
実は日本にいる可能性が高いようだ
現在の「爆弾低気圧」も松岡さんが海外に行っているせいだとし、ツイッターには、
「松岡修造、早く帰ってこい 日本にはよ帰ってきておくれ」
「今のこの寒い日本をあたためて欲しい!」
「日本の松岡修造出張被害はすごいらしいね、天候さえ変えてしまう熱さだと今実感したよ」
「松岡修造氏は本当に太陽の神なんだね」
などといったつぶやきが出て、「誰か居場所を特定してください」と騒ぎになった。居場所については、バルセロナに出張中で日本に帰国するのは12月20日、といったまことしやかな情報も流れた。また、12月18日に北海道の岩見沢市にやって来るとツイートする人も現れ、これがちょっとした騒ぎになった。実はこのツイートは北海道が猛吹雪に見舞われる中で、なぜか18日の天気予報では岩見沢市だけが晴天。そのため松岡さんが来るのだろう、というギャグのつもりだったらしい。このツイート主は多くの人に勘違いさせてしまったとして謝罪している。
では松岡さんは現在どこにいるのだろうか。所属事務所のIMGに問い合わせたところ、電話に出た人は、
「バルセロナからは既に帰国をしていて日本にいる可能性があるが、自分は担当ではないから断言はできない。担当者から直接連絡をします」
ということだったが、担当者は忙しいようで同日夕までに返事は来なかった。