日本のお風呂文化に興味を持ったらしい台湾人が、台湾との違いが気になり「台湾版Yahoo!知恵袋」に質問を投稿した。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のお風呂文化に興味を持ったらしい台湾人が、台湾との違いが気になり「台湾版Yahoo!知恵袋」に質問を投稿した。「台湾と日本のお風呂文化の違いは、どこにあるのか? 感想を含めて教えてください」という内容だ。ベストアンサーに選ばれたのは、「日本家庭の浴室には、洗面台の近くに脱衣所がある」とした内容で、「シャワーでまず頭を洗い、続いて体を洗って浴槽に入る」と順序を説明した。

 そして浴槽は欧米仕様より小さ目だが、「深さがあって首までつかる」と特徴をあげ、「家族全員で順番を決めて入る、お湯が冷めると追い焚きできる」といった情報を加えた。続けて回答者は、日本人の家庭風呂は戦後に増えたなどの歴史に触れ、「戦前は上流階級の家庭に風呂設備はあったが、庶民は銭湯に行っていた。西洋人は習慣でシャワーを浴びるが、日本人はシャワーもお風呂も楽しんでいるように思う」。

 また日本人は、お風呂で裸の付合いもできる」と自身がイメージする内容も述べた。そして最後には、台湾のお風呂文化は「泡湯」と表し「私たちの生活の一部で台湾全域に温泉があるので、観光客も体験できる」と紹介。水質が良い台湾の温泉はご自慢のようだ。台湾を訪ねた際に気軽に行ける温泉エリアは、台北市内の北投や陽明山エリアだろう。

 「冷水坑」という入場料無料の温泉もあれば、客室で温泉が楽しめる高級ホテルや旅館などさまざま。台湾を訪ねる際に気になる施設をチェックして、台湾で温泉を楽しむと日本との違いが体感でき、ひと味違った旅行になりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:123RF)