【ライブドア・ニュース 18日 東京】 ? 三宅島島民の帰島に合わせ、海運業の新島物産(東京都新島村)が、東京・三宅島間の定期貨物船の運航を、避難解除予定の来月1日から開始することが18日、明らかになった。

 今回就航するのは、東京から新島経由の三宅島間の往復航路で、週3回(火・木・土)の運行を予定している。新島物産所有の189トンと489トンの貨物船を利用する。帰島する村民の引越しで利用する場合、運賃はコンテナ一つ(間口210センチ×高さ200センチ×奥行180センチ)あたり7万2000円となる予定。

 現在、東京・三宅島間の定期貨物船は東海汽船の1社で、運賃は1立方メートル(約1トン)あたり1万3248円だ。東海汽船は、帰島が始まる2月1日から通常通り運航する予定だが、「込み合うもよう。利用する場合は、早めにコンテナの確保を」(同芝浦貨物営業所)と話す。

 問い合わせは、新島物産(株)辰巳営業所(TEL:03-3522-2628)まで。【了】

ライブドア・ニュース 常井健一記者