楽天、西武のどちらが味わう? 35年ぶりの屈辱
最下位が決まるパ・リーグ最終戦
プロ野球もレギュラーシーズンはセ・パともに残り1試合ずつとなった。セ・リーグはすべての順位が確定したが、パ・リーグはまだ決まっていない。4位までは確定しているが、楽天と西武の最下位転落危機は最終戦までもつれこんだ。
楽天−オリックスが7日に行われる。楽天は勝てば、5位が確定し、西武が6位になる。西武の最下位は西武ライオンズ創設後最初のシーズンとなった1979年以来、35年ぶりという不名誉な記録となる。
楽天が引き分け以下なら、西武が5位で楽天が6位。楽天は2010年以来、4年ぶりの最下位となる。前年度日本一からの最下位は2010年にリーグ3位からCS突破し日本一になったロッテ以来(2011年最下位)のことだが、リーグ優勝を経て日本一になり、翌年最下位になると、パ・リーグ史上初。セ・リーグでは1961年の大洋(1960年日本一)、1979年(1978年日本一)のヤクルトが経験しており、NP全体では3球団目。こちらも35年ぶりの屈辱になる。
糸井(オリックス)、銀次(楽天)の首位打者争いもあるが、順位決定の瞬間も注目である。