スアレスが入団会見、“噛みつき”は「もう過去のこと」

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 今季よりバルセロナでプレーするウルグアイ代表FWルイス・スアレスが19日、入団会見を行った。公式サイトによると、会場となったカンプ・ノウには100人以上の記者、20局以上のテレビ局が集結。何かと話題の新背番号9とあって、大注目の会見となった。

 リバプールより入団するスアレス。しかし今夏行われたブラジルW杯でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに試合中、噛みつき行為を行ったとして、サッカー活動禁止などの重い処分を受けた。だが14日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が、公式戦出場停止に処分を軽減。そのため、親善試合のジョアン・ガンペール杯に出場が可能となり、18日の同試合でバルセロナデビューを飾っていた。

 会見でスアレスは「バルセロナでプレーするという夢を叶えてくれてありがとう。今でもまだ信じられないよ」と笑顔。

 処分については、「この件が起こった時はとても落ち込んだ。現実を受け止められずにいて、すぐに謝罪したがダメだった。でももう過去のこと。これからはバルセロナでのことを考えるだけ。僕はここにチームにタイトルをもたらすためにやってきたんだ」と話している。