元AKB48小野恵令奈、芸能界引退へ 本人コメント全文
元AKB48の小野恵令奈が、今月15日をもって芸能界を引退することが明らかになった。3日、小野は所属事務所を通じてコメントを発表すると、その中で「思春期を経て色々と考える様になった自分がいることに気づきました。20歳に近づくにつれて、その想いが強くなっていき、自分自身と向き合って考える時間も増えていきました。そして、新たな夢や目標が出来て今回の様な決断をさせて頂きました」と理由を明かしている。
小野は2006年、AKB48に2期生として加入。選抜総選挙では最高で11位にランクインするなど、屈指の人気メンバーとして活躍した。その傍ら、『ひぐらしのなく頃に』(2007)、『さんかく』(2010)といった作品では女優業にも進出。ヒロインを演じた『さんかく』は各所から激賞された。その後、2010年9月にAKB48を卒業した。
2010年10月に現在の事務所に所属して以降は、女優・歌手としてマルチに活動。ソロデビューを果たした2012年は第54回レコード大賞新人賞を受賞し、翌2013年には「タンクトップファイター」で連続ドラマ初主演を務めるなど、活動の幅を広げていた。(編集部・福田麗)
以下、本人コメント全文。
この度小野恵令奈は、2014年7月15日をもって芸能界を引退する事にいたしました。
突然のご報告となり、皆様にご迷惑とご心配をおかけすることになってしまい、ごめんなさい。
私は12歳で芸能界に入り、お仕事を通じてたくさんの勉強をさせていただきました。
普通では味わえないような経験を、夢の様な時間を、景色を見させて頂きました。
憧れであった仕事だったからこそ、無我夢中でいられた反面、思春期を経て色々と考える様になった自分がいることに気づきました。
20歳に近づくにつれて、その想いが強くなっていき、自分自身と向き合って考える時間も増えていきました。
そして、新たな夢や目標が出来て今回の様な決断をさせて頂きました。
これからは違う形ではありますが、新たな目標に向けて進むべき道を一歩一歩しっかり進んでいきたいと思います。
また、そういう時期がきましたら、あらためて皆様にお伝えすることができるかもしれません。
本当に沢山のファンの方々や関係者、スタッフの皆様の支えや応援があったからこそ、今に至るまで私は、素敵な芸能生活を送らせて頂けたと本当に本当に心から感謝しています。
約8年間、とても楽しかったです。
みなさんに出会えた事、過ごした時間、幸せでした。
ありがとうございました。