フィリップスから DJ ヘッドホン A5-PROi、トランス系 DJのアーミン・ヴァン・ブーレンと共同開発

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フィリップスが、DJ ヘッドホンの新モデル A5-PROi を発表しました。ダッチトランス界を代表する DJ、アーミン・ヴァン・ブーレン を迎えて共同開発したモデルです。
 

 

A5-PROi は DJ プレイで音に集中できるよう、密閉型ハウジングを採用。最大3500mW に対応する50mm 径のネオジムドライバーを採用しました。再生周波数帯域は10Hz〜24kHz、インピーダンスは16Ω、感度は105dB。

デザインとサウンドの調整にあたっては、フィリップスのお膝元オランダ出身で、グラミー賞にもノミネート経験を持つ トランス系 DJ、アーミン・ヴァン・ブーレンを起用。フィリップス社内の「ゴールデンイヤー」と呼ばれるサウンドエンジニアとともに、プロ DJ が満足できるサウンドと快適性を持たせたとしています。

ハウジングは軽さと強度を併せ持つアルミ製。DJプレイのために、90度の回転機構を備えます。イヤークッションは交換可能で、別売りで3つのサイズを揃えます。

ケーブルは着脱可能。日常用として1.3m のリモコンマイク付きケーブルと、DJプレイ向けに4.7m のカールコードを同梱します。左右両方のハウジングに入力があるので、DJ プレイ時の好みに合わせて好きなほうに接続できます。

そのほか、本革仕様のバンド部は途中で折りたためる構造になっており、携帯性を高めています。

発売時期は8月上旬。オープン価格ですが、税込みの予想実売価格は5万円前後。

ちなみに、アーミン・ヴァン・ブーレンは今年4月、オランダ国王即位記念コンサートでオーケストラと共演しました。このとき、彼がプレイするステージにロイヤルファミリーが駆けつけ、アレクサンダー国王自ら握手を求めるという予定外の一幕も。握手を済ませたら満足したのか、さっさと帰る国王でしたが、観客はさらに盛り上がったようです。