「自分のバストサイズに満足していますか?」

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チャームポイントを女性に聞いたとします。「目」や「唇」と答える子はいますが、自分で「胸」と答える人は見たことがない。いや、マジで、グラビアアイドルくらいじゃないですかね……。
果たして世の女性たちは、自身のバストに自信を持っているのかしら?

それはさておき、トリンプは日欧の女性の“下着意識”を比較し、そのデータを発表してくれています。(参考:2008年にトリンプが実施したグローバル調査)
このデータ、一つ一つ見ていきましょう。まず「あなたの現在カップサイズをお答えください」という設問で、日欧を比較! 

結果、日本、フランス、ドイツ、イタリア、ともに最も多いのは「Bカップ」。どうやら、カップサイズに大きな差異はないようです。
では、アンダーサイズはどうなのか? 

日本勢で最も多いのは「75cm」、次いで「70cm下」でした。一方、フランス、ドイツ、イタリアは85cm上が最も多く、40〜50%近い割合に達している模様。アンダーサイズは日本よりヨーロッパ各国の方が10cm以上大きいことが判明です。

続いて、「ブラジャーの所有枚数」について比較。

結果、日本では「5〜6枚」が最も多く、フランス、ドイツ、イタリアはいずれも「9〜10枚」が最も多いみたいです。平均枚数でも、日本は「8.6枚」で、フランス、ドイツ、イタリアは10枚前後。
他の3国と比較し、日本は2枚程度少ないことが露わとなりました。

では、次の設問。「寝る時ブラジャーをしていますか?」。

結果、日本とイタリアはいずれも20%以上に達し、4人に1人は着用していることがわかっています。一方、フランスとドイツは4%に留まりました。
じゃあ、なぜ就寝時にブラを着けているのか? 日本では「着けていると安心だから」と回答する人が多いのに対し、イタリアでは「自分をより魅力的に見せるため」と回答する人が多く、日本とイタリアでは全く異なる目的で寝る時にブラジャーを着用していることもわかっています。

続いては、こんな質問を。「朝、ブラジャーを選ぶ時どのように選びますか?」。

まず、日本女性の62%は「手に届いたものをあまり意識せずに着用」と回答しています。一方、フランス、ドイツ、イタリアでは76%の人が「その日の服装にあったものを意識して選ぶ」と回答。ヨーロッパ各国の女性は、アウターファッションにあわせてブラジャーを選んでいるようです。

次の質問が、また面白い。「最近購入したブラジャーの色はなんですか?/ブラジャーとショーツをセットで購入しますか?」。

まず、色について。日本は「ベージュ」(34%)が1 位を獲得し、次いで「ピンク」(15%)が2位にランクイン。一方のフランス、ドイツ、イタリアでは、「黒」「白」が上位を占めています。1位と2位を、黒白が独占!
またセット購入率を聞いたところ、日本は50%と平均値(63%)より10ポイント以上低いのに対し、フランス(85%)は平均値より20ポイント以上、イタリア(77%)は15ポイント近く高い票数を獲得しています。

最後は、単刀直入に聞いちゃいましょうか。「自分のバストサイズに満足していますか?/自分のバストの形に満足していますか?」。

この設問に対する、日本陣営の回答が悲しい。サイズに関し「やや不満」と答えた女性は45%、「不満」と答えた女性は17%。形に関しても、「やや不満」は49%で「不満」は18%でした。フランス、ドイツ、イタリアの女性は、サイズ・形ともに7割前後が“満足回答”(「非常に満足」「とても満足」「満足」の合計)を表明しているのに!

日本とヨーロッパの女性を比較すると、ブラジャーのカップサイズは各国でそれほど差異がありません。しかし、ヨーロッパでは「ブラジャーは女性の魅力を高め、アピールするツール」としての認識がとても高い。普段からブラジャーを選んだり着けたりすることを楽しんでいます。
ヨーロッパ勢と比較すると、日本女性は“より自分を魅力的に見せてくれるアイテム”としてのブラジャーへの認識が低いみたいです。何より、自身のバストへの満足度が低いのが、驚きというか残念というか……。

ぶっちゃけ、そんな残念なバストの女性なんて見たことがないですよ。もっと、自信持っていいです! ……なんて、私が言ってもしょうがないけども。いや、世の男性の総意だと思って間違いないです。マジに。
(寺西ジャジューカ)