もはやパリ越え!? 鮮度抜群&個性溢れる “魚 ビストロ”が続々!

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確固たる地位を築きつつある、魚介系ビストロ。肉を食べずとも、充分に満たされるとっておきの一軒へご案内。

Ata アタ

ホウボウなど、魚を丸ごと1本入れるのがお決まりのÄtaのブイヤベース¥3,600。〆のお米ブイヤベース¥600は、ふっくら感が特徴のカルナローリ米で

人と人との繋がりで完成する魚介のひと皿
船をモチーフにした店内は、キャビンをイメージしたカウンター席と、ワイワイ騒いでほしいというデッキのテーブル席で構成。黒板には、ズラリと魚介尽くしのメニューが並ぶ。そのなかのひとつ、「テット・ド・フロマグロ」。フレンチの「テット・ド・フロマージュ」をもじったものだろうか?「実は、八丈島の漁師さんに教えてもらったメニューなんですよ。まぐろの下顎を蒸してごらんって。コラーゲンたっぷりなので、ゼリー寄せのように固まります。パン粉をまぶしてこんがり焼いたら、ミネストローネとあわせて……」と料理への愛情たっぷりに語る掛川哲司シェフ。他にも、「〆鯖ツァネラ」は、イタリアン・トスカーナの定番サラダ「パンツァネラ」からヒントを得たものだそう。営業時間中の夜7時頃、店の前にトラックが到着。その日に獲れた魚を漁師自らが掛川氏に手渡しに来るのだ。旨い料理が出てこない訳がない。足繁く通うリピーターが多いのにも頷ける。

Ata アタ
渋谷区猿楽町2-5 1F
(電)03-6809-0965
(営)5:00PM〜 L.O.翌2:00AM
(休)日曜 席 24 カード使用可

Fresh Seafood Bistro SARU フレッシュシーフードビストロ サル

料理、ワイン、空間で“海”を表現
恵比寿3丁目に店を構える『SARU』が、2号店をオープン。青と白の爽やかなテントが風に揺らぐテラス席を横目に店内に入ると、カウンターには敷き詰められた氷の中から魚介類が顔を覗かせている。メニューの6 〜 7割を魚介類が占め、肉料理は3品のみ。豊富なメニューに目移りしてしまうが、なかでも押さえておきたいのは、マグロのテールステーキ。目の前でタジン鍋の蓋が開けられ、ふわ〜っとほのかな燻製の香りが漂う。山葵のタップナードソースを添えれば、また格別な変化が楽しめる。ソムリエの加納賢俊氏によるワインは、料理との相性を考慮し、海の近くで生産されているものをセレクト。それら全てをグラスとカラフェで供する。

Fresh Seafood Bistro SARU フレッシュシーフードビストロ サル
渋谷区元代々木町10-8
(電)03-6804-9825
(営)月曜〜金曜12:00 PM〜 L.O.2:30PM/ 6:00PM〜 L.O. 10:30PM、土曜・日曜・祝日12:00 PM 〜 L.O.4:00PM / 5:00PM 〜 L.O.10:30PM
(休)不定休 席 24 カード使用可

シーフードビストロ 魚卵ハウス Eni シーフードビストロ ギョランハウス エニ

左:“Eni”を描くキャビアをはじめ、イクラ、数の子など魚卵尽し。魚卵屋さんの本気のミルフィーユ¥1,500
右:とびっこ入りのマヨネーズソースをまとった、プリプリの食感の虜に。贅沢 オマールエビのエビマヨ¥1,250

カジュアルに贅沢な魚卵三昧を
イクラ、キャビア、数の子、カラスミetc.普段なら料理にほんの少量だけ添えられ、高級食材として扱われることの多い魚卵が主役の専門店。中目黒の本店同様、オマールエビやカニ、牡蠣を使ったメニューも豊富にそろえる。リーズナブルな価格設定に、オーダーし過ぎぬようご注意を。

シーフードビストロ 魚卵ハウス Eni シーフードビストロ ギョランハウス エニ
千代田区飯田橋2-9-5
(電)03-3263-0755
(営)11:30AM 〜 L.O. 3:00PM / 5:30PM 〜 L.O.11:00PM、土曜・祝日11:30AM〜 L.O.11:00PM
(休)日曜 席 40 カード使用可

BISTRO SANGENJAYA魚labo ビストロ サンゲンジャヤ ウオラボ

左:つぶ貝とエリンギのエスカルゴ風¥680。バターの風味高さと歯応えのいい食感が魅力
右:看板メニューの魚介ドカ盛りブイヤベース¥1,580。自家製のトマトソースをベースにしたトロリと濃厚な口当たり

朝獲れの新鮮さを重視した仕入れ
天然真鯛/カルパッチョ、グリル」など、メニューを捲ると、各地から取り寄せられた鮮魚の名前と最適な調理方法が並ぶ。ブランドや産地ではなく、何よりも新鮮さを優先するのが仕入れの基準だ。客席に箸がセッティングされているのは、気軽に通って欲しいという思いを込めて。

BISTRO SANGENJAYA魚labo ビストロ サンゲンジャヤ ウオラボ
世田谷区太子堂1-12-24ハイツ阿藤1F
(電)03-6805-5492
(営)5:00PM〜 L.O.12:00AM
(休)不定休 席 34 カード使用可

CANTINA VINI E TUTTI カンティーナ ヴィニ・エ・トゥッティ

左:タイムを効かせた、白ワインとバターのソースでいただく、マグロホホ肉のガーリック香草焼き¥1,323。青森県産の大きなニンニクを添えて
右:脂ののった大トロのような食感。マグロ頭肉の炙りカルパッチョ¥935

“津軽海峡本鮪”の希少部位に舌鼓
葡萄色の暖簾を掲げているのは、ワインを楽しむ小料理屋のような一軒として愛されたいから。シェフではなく板さん、ソムリエではなく女将がもてなしてくれる。『青森飯田商店』から取り寄せる、津軽海峡の本鮪を使った自慢のメニューは、その旨みの詰まった濃厚な味わいに酒が進む。

CANTINA VINI E TUTTI カンティーナ ヴィニ・エ・トゥッティ
中央区築地2-12-16 イースト銀座ビル 1F
(電)03-6264-2037 営 火曜〜金曜6:00PM〜 L.O.翌2:00AM/土曜・日曜・祝日5:00PM 〜 L.O.11:00PM
(休)月曜 席 21 カード使用可

自宅でseafood Bistro開店
自宅で魚が食べたい!というあなたへ。新鮮な魚介をお届けします。

ここ以外の魚は食べられない!と言わしめる、紀州の鮮魚

和歌山紀州雑賀崎は黒潮の幸に恵まれた小さな漁業集落。そこで船長兼たった1人の乗組員が小型底引き漁船“金栄丸”に乗ってその日収穫できたものだけを直送してくれる。