【米国はこう見ている】ヤンキースOBの名投手もメジャーデビュー戦で好投した田中将大を称賛 「巨大な才能の持ち主だ」
デビット・コーンも称賛した田中のピッチング
メジャーデビュー戦で初勝利を飾ったヤンキースの田中将大投手が伝説のピンストライプのOBから力投を高く評価された。
「おめでとう、マサヒロ・タナカ。この男は巨大な才能の持ち主だ。緊張感とプレッシャーの中で、ものすごい冷静沈着さを見せてくれた」
自身の公式ツイッターでこうツイートしたのは1994年にサイ・ヤング賞を受賞した往年の名投手、デビッド・コーン氏だ。
現役時代は通算194勝126敗。1995年から2000年にヤンキースで活躍し、在籍中に4度のワールドシリーズ制覇に貢献。99年7月18日のエクスポズ戦で完全試合も達成した。2003年に現役引退し、現在はヤンキースのテレビ中継も行う「YESネットワーク」で解説者を務めている。
98年に血行障害という苦難を乗り越えて活躍し、ハッチ賞を獲得したコーン氏は2回までに3失点を喫しながら、その後、見事に立ち直った後輩のファイティングスピリットに共感する部分も大きかったのだろう。7回97球の力投によって田中はメジャー初戦からレジェンドに認められることになった。